第8話「ホーンテッドホテルへようこそ」ウラ話~影が…
2015.11.20
皆さまこんにちは!テレコム制作進行見習いのナカノンです。
今回のお話はいかがでしたか?カーラが愛らしかったですねー姉の言いつけを守る健気な姿!それとサブキャラがどれも憎めないキャラばかりで楽しい回でしたね!今日はデスクの栗栖先輩にお話しを聞いていきます!
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◆ 栗栖さん、よろしくお願いします!
栗栖:8話は月に5本納品しなくちゃいけなくて、最後の1本がこの話数だったんだよね。
◆ え!ルパンてスケジュール的には結構余裕があったんじゃないんですか?放送前に全部絵が出来上がってるって浄園さんがイベントとかでおっしゃってましたよね?
栗栖:確かに、日本での放送が始まる前には絵が全部上がっていたよ。でも「ルパン」はイタリアで先行放送をしているから、現場はイタリア納品のスケジュールで動いてたんだ。こちらで完パケしたものをイタリアに納品して、そこからイタリア版の声優さんが吹き替え作業をしてダビングをしてたの。だからフツーにスケジュールには追っかけられてたよ。まあ、アニメで楽な現場なんかないからね。
◆ サラッとおっしゃいますね…フツーなんですね…さすが栗栖さん…。
栗栖:この話数は納品最終日の前日に撮影100カットをアップしてもらったんだよね。
◆ サラッとおっしゃいますね!(二回目)
栗栖:粘りに粘って仕上げた話数です!
◆ 冒頭から怪しさ満点で…本当に幽霊が出そうな洋館でしたね。あの洋館は3Dモデルを作ったんですか?
栗栖:作ってないよ。
◆ ええっ!!!あんなに洋館の中を動き回っていたのに?!
栗栖:だからだよ。出てくる場所が結構バラバラで、まとまったところにいないから、モデルを作っても活用できないだろうと思ったの。
◆ ほ、ほええ…場所が多いときは3Dモデルを作るもんだと勝手に思ってました。
栗栖:モデルを作るのも大変だからね。どちらが効果的に見えるか、どちらがスケジュールに乗るか、などいろんな角度から判断した上で今回は3Dモデルを使用しないことにした。
栗栖:美術さんがとても大変な思いをしてたけどね、そこはシリーズを通してプラマイゼロだったら良いと思うんだ。「大変だったけど良かった」っていう。
◆ 最後の最後まで、カーラが本当は幽霊なのかどうなのか分からなかったです。
栗栖:暗いシーンが多いから目立たないんだけど、実は…
◆ 実は?
栗栖:カーラには地面影がありません!
◆ げげげ!気が付かなかった!!もういっぺん見直します…。
栗栖:ちなみに。
◆ ち、ちなみに?
栗栖:フランキー一家のマーマにはちゃんと名前があります!
◆ えっマーマじゃないんですか?!
栗栖:「ベラ・フランキー」っていうんだよ。
◆ 表には一切出てないところにもこだわってるんですね…。栗栖先輩ありがとうございました!
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地面影がないなんて…皆さま気が付きましたか?私は全く気が付きませんでした!とほほ…。
さて次回のルパン三世は「殺し屋たちの鎮魂歌」!お待たせいたしました、五ェ門回です!ゲストヒロインが超キュートなショートカット美女!
次回もお楽しみに!ウラ話もお楽しみに~☆