ルパン制作ブログ ルパン座トーク ルパン制作スタッフによる制作裏話

イメージは007~ニクスのキャラクター設定・色彩設計

2015.11.30

皆さまこんにちは!テレコム制作進行見習いのナカノンです。
今日のテーマは、新しいキャラクター・ニクスについてです!
冷酷な諜報部員、時には暴走するヤバい奴、意外に家庭的、と様々な側面を持つニクスから目が離せません!今回はキャラクターデザインの横堀さん、色彩設計の山本さんから、ニクスのキャラクター設定について聞いちゃいます!

 

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◆ 横堀さん、山本さん、よろしくお願いします!

横堀:キャラクターが固まらないうちに終わった感があるんだよね。あと段々2枚目になってきてる。

◆ 難しかったんですか?

横堀:そうだね。新キャラクターのポーズ集を作っておけばよかったかな。「ルパン」はもうあるじゃない?新しいキャラクターはそういうのはないからね。ポーズ集を作る余裕がないまま走っちゃったね。

◆ 第3話を見た時に、「007」ぽいなと思いました!まるで「ルパン VS 007」のような…

横堀:ダニエル・クレイグ(イギリスの俳優。人気スパイ映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド6代目を演じている)を意識してるんだよ。

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◆ やっぱり!カッコイイですよね!

横堀:でもニクスはハゲてるからなあ。上司役のパーシバルもハゲなんだけど、西洋人の絶妙なハゲ方にしてる。

◆ なるほど、ハゲ方にもこだわりがあるんですね…!

キャラクターデザインにあたり気をつけられたことなどはありますか?

横堀:レベッカもそうなんだけど、ルパンと並んだ時に世界観が同じになるように心がけた。「ルパン」てメインの5人の世界観が出来上がってるから、ゲストキャラはそこに馴染むようにっていうのを入口にしたね。表情を含めて同じ世界観になるように意識して。個人的にはわりと馴染んだかなぁと思ってるんだけど、どうだろ笑。

◆ ぴったりですよ!昔から居たみたいです!

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◆ 山本さんはいかがでしたか?

山本:髪の色は外国特有の色で、金でも黒でも茶でもなく…

◆ 銀髪っぽい感じですか?

山本:そうだね。スーツは職業を考慮してアンダーな色で、寒色系のシャツ。ネクタイはダークだけど色味が入ってる。

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◆ 諜報部員らしいですよね。眉毛がない感じがかっこいいです。

横堀:そうだね、ホリが深い感じでね。

山本:目の下の影が難しいんだよね。

◆ 新しいキャラが1つのシリーズを通して登場するって「ルパン」では珍しいですよね。その苦労が見えました。

山本:堀川さんに性格とかストーリー聞いて、最初は「何のこっちゃ?」って感じでした(笑)。

横堀:冷酷なマシーンみたいなのかと思いきや意外と娘を可愛がってて…ていうところがあるよね。家で新聞を読んでるんだよね。

山本:そうそう。いいお父さんなんだよね。

◆ そして時には暴走し…結構忙しいキャラクターですよね(笑)。

横堀さん、山本さん、ありがとうございました!

 

 

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ただの超人的な敵役じゃなくて、バックグラウンドがあってちゃんと人間性が見えるほうがリアルな存在感がありますよね。「あのルパン一味でも勝てないかも…!?」とヒヤヒヤしちゃうところがストーリーにもグッと入っていける理由かもしれません。第7話「ザッピング・オペレーション」に出てきた娘たちもすごく可愛いかったですし。あんな可愛い三姉妹のために戦うお父さんは、絶対強いですもんね!

今週の放送は第10話「恋煩いのブタ」です!皆さまワインの準備(もしくはシャン●リー)は大丈夫でしょうか?放送&ウラ話をお楽しみに!